もしかして・・ワーママ期間終了か?

最近、ちょくちょく、こんな風に感じることがあります。

17年続いたワーキングマザー・ライフがーーーもしや、終了したのか???・・・と。

そうか、17年か・・・。噂には聞いてはいたが、本当に子供の成長というのは想像以上に早いもの。
今はほとんど手が掛からなくなった(もはや旦那の方が手が掛かる)。
その代わりお金がかかるけど、って言うフェイズです。

すごい。永遠終わらないと思っていたが、少しづつ少しづつ楽になって、ちゃあんとこうして終わるのだから(笑)

思えば、それは最初から厳しい道のりだった。

働くママが大体直面する問題かもと思うが(特に使われてる立場だと)
実際、子育ても仕事も、どちらにもやり切った、というほど力は注げない。

だけど、そうしてないとは口が裂けても言えない。
いまいちどっちにも集中できない自覚はあるものの、そんな素振りを見せたものなら無責任と言われ、激しく叩かれる。

職場でも、ママのコミュニティでも同じ。下手したら村八分だ。
どちらにもダメというレッテルを貼られ、なけなしのプライドもぼろ雑巾のような状態。
ただ、あまりにも疲れすぎて頭がうまく働かないから、なんとか時間をやり過ごして、なんとなくここまで来たわけだけれど・・・。

私がワーママキャリアをスタートさせた17年前は、実際ガチでフルタイムで働く女性というのは公務員のようなそもそも環境的に優遇された立場にある女性以外、割とハードルの高いものだった。

ましてや当時私は派遣社員として働いていており、当時、産休も育休も認められていなかった。
だから、4年間働いた職場だったので、個人で上司に約束を取り付け、9ヶ月ギリギリまで働き、5ヶ月で復帰した。
上司が話のわかる人だったことはラッキーだったが、ほぼ口約束なので、復帰できるまでは本当に気が気じゃなかった。

更に、1、2年待機児童なんて当たり前の時代で(今はだいぶ解消されているように感じる。女性の仕事と子育て問題は、まだまだ満足いくものにはほど遠いにせよ、時代も緩やかに変化しているとみている)ーーーー。保育園が見つからず、結局仕事を諦めたという話も決して珍しくはなかった。

実際、半年無認可に預け、入園するためのポイントを上げ、+母のコネでようやく捻じ込んでもらった認可保育園は、母子家庭と公務員ママで2/3を占めていたから、まだまだ少数派だったのだと思う。

しかしながら・・・。

子育ても仕事も中途半端で、毎日がキャパ越え、笑えない失敗だらけ。
それでもやり続けた私が、とっくの私の背丈を追い越した息子を見つつ、今思うことは・・・

不思議なんだけど、そうして辿り着いた、最近の自分。

ん? なんか、悪くないんじゃない?って、そんな風に感じるんです、不思議と。
いい景色が見える気がするんです(笑)

いやね、結構相談されるんですよ。
私はあまり威厳がないので、聞きやすいんだと思いますw

ここで妊娠して、出産して、仕事を続けて行けるだろうか、と。
私、子供の環境によって職場を変えるんですが、どこでもそう聞いてくる人がいましたね。
大抵が30歳を過ぎた、ある程度キャリアのある女性です。役職を持ってる人も多いですね・・・(ちなみに私が出産したのも32の時でした)。

で、私はこう答えてるんです。
どっちもどうせ上手くいかないから、せめて出産前の自分を知ってるところで働いた方がいい。
難しいと思う部分があるなら、キャリアや役職を利用してあらかじめ解消できないか働きかけてみたらどうだろうか、と。

まあねえ。
大抵相談してくるのは、私より真面目で、全然優秀な女性ばかりなので、参考になってないかもしれないんだけれど(笑)ーーー そんな素敵な女子たちが、こうやって聞いてきてくれること自体、大変嬉しいことだと思いますよ、実際。
老に片足突っ込んだ中年女性には、なかなかないこと・笑

と、そう言えば・・・

当時、「麦畑」というワーキングママのコミュニティサイトがあって。
SNSもなかった時代、ワーママのための情報交換の場だったんです。
私にとっては貴重は情報収拾の場。
そんなに積極的に参加してどうこう、という感じではなかったけれど、いつもチェックして、参考にしたり、励まされたりしていました。

そこの管理人をしていた「ムギさん」というかた・・・・
なんと、あの勝間和代さんだったのですね!!!
今、あのサイトどうなってるかしら?と思って検索してみて初めて知りました。

2年前に閉鎖されたようですが・・・まあ、今はSNSなどがあるのでね、これも時代の流れでしょう。

ちなみにそのサイトで紹介されていた家事の時短の本、私バイブルみたいに活用していたんですが、何てタイトルか、著者は誰だったか、全然思い出せない。
その本で超オススメしていた、乾燥機と食器洗い機を復帰前に購入。
保育園時代は特に、相当助かりました。

表紙のデザインは覚えているんですが、検索しても全く見つからず。
同僚のプレママにもプレゼントしたりした本だったのですが・・・。
ムギ畑もそうだけど、本一冊にしても、時代の流れの速さに驚く・笑

勝間和代さんの著書「ロジカル家事」に内容的に近いなー、とは思ってたんですがーーー
うーん、違う著者だった気がします(笑)



思い出したらまた紹介しますね・・・

この記事を書いた人

duetto2013