オリジナルタイルの活用方法-和製マヨリカ(マジョリカ)タイル、リノベーション。そして習い事

ならいごと【習い事】
芸事・技術などを師匠について習得すること。けいこ事。

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昨日購入した本2冊。
久々に散財してしまった(笑お)

和製マジョリカタイルー憧れの連鎖
この常滑にあるLIXILのミュージアムを陶器絵付けの師匠からオススメされたので、コロナがおさまってるこの機会にちょっと足を運んでみようとホームページにアクセスしたら、この本を見つけてしまって。

 

もう一冊は上記をどこで買うか検討している時に、こっちも「見つけてしまって」笑

足の下のステキな床




ちょっと今自分が抱えてる野望を達成するのにとても役立ちそうなので・・・

なんか、今のレトロな喫茶店ブーム?に乗ってSNSでバズったらしく、中古でしたがプレミア価格でした😭
でもどうしても今欲しい、今!なので、買ってしまいましたー

二冊とも経費になるからまあいいか、なんてね(笑)

実は、今、オリジナルのタイルを制作し始めたんです。
月に数回、レッスンに通っての制作なので、実際は亀の歩み・・・・

20代は美大を卒業してからも版画工房通って作品を創り続けていました。
毎年、ささやかですけれど、個展もやってました。

30代になって結婚してからも、仕事と両立しながら試行錯誤しつつなんとか続けておりましたが・・・。

これに子育てが加わった時、長期休業を決意!
決意というか、そうせざるを得なかったわけですけれどね、だって化粧する時間すらなかったんですから。

そして、育児に終わりが見えてきだした頃・・・。

作品として向き合うとしんどいけど(そんなことで悩んでる場合ではなかったし)絵筆を手にとる感覚を忘れないようにってぐらいのテンションで習い事でもやってみようかな?と思ったんです。
何かないかなー、って考えた時、昔、昔大学の研修旅行で居たく感激した曼荼羅模様のイスラムタイルのことを思い出して。

イタリア陶器の絵付け教室でしたが、基本、技法は変わらないだろうな、と思って。
当時検索したらトップにヒットした、今の師匠に習いに行くことにしました。

絵付けは思っていたとおりとても楽しく、また合間に食通の先生がイタリアンを食す割と大きなイベントをやるので、それもまた楽しくて。

あまり贅沢できる身分でもなかったんだけれど、立場上仕事終わりに飲みに行ったりもできないし、授業ということで、なんて自分に言い訳をしながら参加してましたね(笑)

おしゃれして、美味しいものを食べて、美味しいワインを飲んで。
頭の奥が痺れるくらい大変な時期でしたけれど、気分転換としては最高でした。


けれど、子供が小学校に上がると今度はそこにPTAやらサッカーやらが入ってきてしまいまして・・・・
途中までなんとか頑張って通っていたのですが、だんだんとしんどくなってしまって。
少しの期間のつもりでお休みしました。

そして。

昨年の春、5年ほどお休みしていたイタリア陶器の絵付けを再開しました。
少しのつもりが5年も経っていたのですね(爆)

結局、コロナがきっかけでしたねー。
私と夫の仕事は影響はほぼなかったんですが、世の中のステイホームな雰囲気にちょっぴり乗ってみた、という感じ。

で、しばらくは前と同じようにお皿に絵やカップに絵付けをして、それなりに愉しんでいたんですけれど・・・

食器やテーブルコーディネートって凝るとキリがないので、私は手出ししないようにしていて、普通に使うものは本当に最小限しか持っていないんです。
だから置き場というか、活用法に困ってしまって。

じゃあ売ろうよ、と友達に言われて、なるほどー、と思ったんですが・・・

なんていうか・・・そんなに興味が湧かなかったんですよね、多分。
実は私、ガサツ度が強烈で、すぐに食器を割ってしまうんです(笑)
こんな私が、ねえ・・・・。なんか間違ってるんじゃないかと(笑)


そんな時作ってみたのが、タイルでした。

でもアンティーク風に仕上がるのと、私が美大時代にハマりにハマった装飾美術の世界にちょっとだけ触れられるような気がして、とても気に入っています。

自分の作品が仕上がって嬉しいなって感じる事はそうそうないので(爆)ちょっと気合いを入れて、たくさん作ってみたいなーって思っています。

こういう心境になるのは、本当に久しぶりのこと。

今リノベーションがブームを超えて本格的に定着しそうな段階にきてますよね。
都心のお店とかでも、そういうのが俄かに注目されだして、10年くらい経ちますかね。
CMやドラマに出てくるお家なんかも、いつのまにかそういうのをよく見かけるようになっています。

今年、だったかな。
中古の一戸建ての価値に関する法律も変わったようですし、これからは普通の戸建もクラッシュ&ビルドの時代を終え、再利用が普通になって行きそうな雰囲気だと思うのは私だけ?・・・ではないですよね。感覚値ですけれどー。

空き家物件問題なんかもあったりしますしね。
そういう視点でYOUTUBEなんかを見ると、譲り受けた物件をセルフリノベーションし、実際に住んだり、貸したりって人を沢山みかけます。


で。

そんな時、タイルっていい仕事しそうじゃないですか?笑
少しは需要があるんじゃないかなー、なんて思っています。
量産ものと組みわせしても良さそうでしょ(笑)


私の妹も、高輪に土地を買い、そこに新築で家を建てる予定でしたが(あ、この人富裕層っていう層に属する人なんです・笑)急に取りやめて、赤坂の古いマンションの上下をぶち抜いてリノベーションしたお家に住んでいます。

彼女が実践する、というのが私にとって世間的に定着したな、という目安なんですが(笑)
私の家を建ててもお釣りがくるような費用をかけて、とてもカッコイイ素敵なお家に仕上がったのですが、雑誌やテレビの取材の話がたくさんくるらしいんです。

なんか、そんな話を聞いちゃうと・・・うーん、やっぱりちゃんと需要があるものを創れるかもしれない!なんてコーフンしてしまいます、はははは

やるなら人が欲しいって思うものを創りたいなーって思ってますし。


そんな訳で、今は試作品を創ったり、勉強したりして、準備運動中。
あと、実は私の住んでいる家こそが、築50年の木造住宅でして(笑)

ってことで、何しろひたすら断捨離に励んでいます。
それにひと段落ついたら、傷んだとこの修繕も兼ね、ショールーム化できるじゃないかと思っていて。

ふふ、我ながらいい考えです!キャハハハハ

来年には何らかの形で始動できるといいな。






この記事を書いた人

duetto2013